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「刃は多いほうがいい」は嘘? 僕が高級6枚刃から回転式に変えた理由

シェーバーは「刃が多いほどよく剃れる」。僕もなんとなくそう思っていて、以前はPanasonicの6枚刃モデルを使っていました。

公式サイト:https://www.philips.co.jp/c-p/SP9871_15/shaver-s9000-prestige-wet-dry-electric-shaver-with-skiniq 販売サイト:Amazonで見る

ところが僕の顎の形にはどうも合わない。剃り残しをなくそうと何度も往復すると、今度は肌がヒリヒリしてしまいます。

そこで思い切って選んだのが、3つの回転ヘッドを持つ「Philips S9000 Prestige SP9885」。しばらく使ってみてわかったのは、大切なのは刃の枚数ではなく、自分の顔にどれだけ刃がフィットするかということでした。

僕にとっては、これまで使ってきた中で間違いなく一番のシェーバーです。

6枚刃より3つの回転ヘッドが僕には合っていた

PanasonicのラムダッシュPRO 6枚刃も、顔の凹凸に追従する「密着5Dヘッド」を採用した高性能なシェーバーです。ただ、僕の場合は横長の刃を顎に当てたとき、刃全体が均一に密着している感覚がありませんでした。

一方、S9000 Prestigeは3つの円形ヘッドがそれぞれ動きます。顎や顎下でも角度を変えながらクルクルと動かせるので、「顔を刃に合わせる」のではなく「刃のほうが顔に合わせてくれる」感覚が強いんです。

しかも圧倒的に肌にやさしい

僕がS9000 Prestigeを使い続けている最大の理由がこれ。とにかく肌への刺激が少ないんです。以前のシェーバーでは深剃りしようと何度も往復したり、少し強く押し付けたりすると、剃ったあとにヒリヒリすることがありました。

S9000 Prestigeでは、かなりピッタリと肌に押し付けても、そのヒリヒリ感がほとんどありません。ヘッドには細かなマイクロビーズを使ったコーティングが施され、肌への摩擦を抑える設計になっています。

少し伸びたヒゲでも「引っ掛かる感じ」がない

もうひとつ意外だったのが、数日剃らずに少し伸びてしまったときです。ストレートな刃のシェーバーでは、ときどきヒゲが引っ掛かって「痛っ」と感じることがありました。でもS9000 Prestigeでは、今のところそれをほとんど感じていません。

いろいろな方向に生えたヒゲに対して円を描くように刃を当てられるので、顎下などのクセのあるヒゲも拾いやすい。毎朝「ここだけ残ってる」と何度も剃り直すことがなくなったのは、想像以上に快適でした。

6枚刃と回転式、そもそも考え方がかなり違う

スペックだけを見ると、どちらもメーカーを代表する上位クラス。でも実際に使うと、剃り方の考え方はかなり違います。
スペックだけを見ると、どちらもメーカーを代表する上位クラス。でも実際に使うと、剃り方の考え方はかなり違います。
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どちらが絶対的に優れている、という話ではありません。ただ僕の場合、「6枚の刃で一気に剃る」ことより、「3つのヘッドを顔の曲面にしっかり当てられる」ことのほうが重要だったというわけです。

電源不要の洗浄機は、置き場所を選ばない

S9000 PrestigeのQuick Clean Podもかなり気に入っています。面白いのは、洗浄機そのものに電源が必要ないこと。本体をセットするとシェーバー側の動力を使って洗浄するので、コンセントのない場所にも置けます。

洗浄力もかなり強力です。ほぼ毎日使っていましたが、ヘッドを開けてみてもヒゲくずがほとんど残っていません。毎日使うものだからこそ、置くだけでここまできれいになるのは助かります。

ただし、長く使うと不満も見えてきた

もちろん完璧ではありません。まず、Quick Clean Podは洗浄と同時に充電できません。電源不要でどこにでも置けるのはメリットですが、以前使っていた洗浄充電器のように「置いたら洗浄も充電も全部終わる」ほうが、個人的には便利だったかなと思います。

もうひとつは洗浄液。残量が外からわかりにくいため、長期間使っていると「いつの間にかなくなっていた」ということがありました。洗浄性能そのものには満足しているだけに、ここはもう少し分かりやすくしてほしいところです。

鼻毛カッターは少し慣れが必要

付属の鼻毛・耳毛トリマーも試しました。ただ、普段から別の回転式鼻毛カッターを使っていた僕には、最初は少し扱いづらく感じました。これは性能の良し悪しというより、使い方の違いによる慣れの問題ですね。

結局、刃は多ければいいわけじゃなかった

6枚刃からS9000 Prestigeに変えて一番大きく変わったのは、深剃りできるようになったこと以上に、毎日きちんと剃れているのに肌がヒリヒリしなくなったことでした。

もちろん、顔の形もヒゲの濃さも肌の強さも人それぞれ。往復式のほうが合う人もいるでしょう。だから「回転式のほうが6枚刃より優れている」と言うつもりはありません。

でも少なくとも僕の場合、シェーバー選びで見るべきだったのは「何枚刃か」ではなく、自分の顔にどれだけ刃がフィットするかでした。剃り残しが少なく、強めに当てても肌がヒリヒリしない。

長期間使った今でも、僕の中では間違いなく歴代最強のシェーバーです。

Amazonのアソシエイトとして、木村ヒデノリは適格販売により収入を得ています。

この記事は、Yahoo!ニュース エキスパートに掲載したものです。