AIで議事録・日報まで自動化 ビジネスに強い電子ノート「AINOTE 2」レビュー

電子ノート市場では、iPadやreMarkableといった定番製品がすでに存在感を放っています。そんな中、AIによる文字起こし・翻訳・要約機能を強みにしているのがiFLYTEKのAINOTEシリーズです。
今回レビューする最新モデル「AINOTE 2」は、前モデルAir2をベースにしながらPDF閲覧の快適さや日報自動作成、Googleカレンダーとの深い連携といった“ビジネス特化”の方向に進化しました。万能タブレットではなく、あくまで仕事効率化に軸を置いたAIノートとして、どんな人にフィットするのかを詳しく見ていきます。
公式サイトiFLYTEKオフィシャルサイト
**販売サイトAI NOTE 2





** ** AINOTE 2はAir2の8.2インチから10.65インチへと大幅にサイズアップしました。これによりA4サイズの資料もほぼ原寸に近い感覚で表示でき、細かい文字や図表を拡大せずにチェックできます。
それでいて重量は抑えられており、カバンに入れて持ち運んでも負担になりにくいのがポイント。電車での移動や出張の場面でも活躍してくれます。
PDF資料の閲覧性が大幅に向上

** ** 画面サイズが広がったことで、PDF資料の確認が格段にしやすくなりました。複数ページの資料を読み込むときも紙に近い感覚で扱えるため、長時間の作業においても目の疲れが少なく感じられます。
議事録や契約書など、文字が密集したビジネス文書を多く扱う人にとっては大きな進化です。
Googleカレンダーとの連携でスケジュール管理が進化

** ** AINOTE 2はGoogleカレンダーと同期し、手書きで「◯」や「☆」をつけるだけでタスクや重要事項として認識されます。紙のノートに書く感覚でスケジュールが整理されるので、自然なワークフローに溶け込みます。

日報の自動作成が業務効率を変える

** ** その日のノート内容と翌日の予定をもとに、自動で日報を生成してくれる機能**は非常に実用的です。これまで手入力でまとめていた業務報告が、ほぼ自動化されるイメージ。
特に営業職や管理職など、日報作成が日課となっている人には大幅な時間短縮につながります。
手書き感覚とUIの進化

ペン入力の筆圧検知やレスポンスが改善され、手書きの感覚はより紙に近づきました。細かい文字を書いても潰れにくく、議事録や取材メモなど長時間の手書き作業が快適にこなせます。


マイナス面も見逃せない

また、E-Inkディスプレイの制約からページ送りは高速とはいえず、数百ページに及ぶ資料をざっと目を通す用途には不向きです。さらに、話者認識や2言語同時認識といったAI機能はまだ発展途上で、ファームウェアのアップデートによる改善が期待されます。
紙の代替以上を求める人にフィットする1台
総合すると、AINOTE 2は「電子ノート+AIアシスタント」というAir2の方向性を、さらにビジネス寄りに進化させたモデルです。
会議や取材で効率的に議事録や日報を作りたい人、カレンダーやタスク管理を手書き感覚で統合したい人にとっては、大きな価値を提供してくれるでしょう。
一方で、資料スキャンやカラー表示を重視する人や、大量のページを高速でめくりたい人には不向きです。
AINOTE 2は、ただのノート代わりではなく、“紙の代替以上”をビジネスの現場に求める人にこそフィットするAIノートだと感じました。
この記事は、Yahoo!ニュース エキスパートに掲載したものです。


