3Dがこんなに速いの!?子供に最適化されたプリンターKidoodleが驚きの使いやすさ

こんにちは、テックジャーナリストで兼業主夫のヒデです。この3Dプリンター、驚きの完成度でした。

今回紹介するKidoodle MiniBox A1は子供の想像力を解き放つコンセプトで作られた3Dプリンターです。でも、子供用と敬遠することなかれ。実際プリントのスピードは最近話題になったAnkerMake M5よりも速く、3Dプリンター初心者や会社に初めて導入するのにも耐えうるスペックの逸品です。

3Dプリントに必要な一式が揃ったセット内容
3Dプリントに必要な一式が揃ったセット内容
簡単にすばやく立体が印刷できて子供も大喜び!
簡単にすばやく立体が印刷できて子供も大喜び!
専用の8Colorフィラメントがセットのプランも
専用の8Colorフィラメントがセットのプランも
**公式サイト[Kidoodle](https://kidoodle3d.com) 製品サイト** [Kidoodle 3Dプリンター ](https://www.makuake.com/project/kidoodle/)

私の記事ではYahoo!ニュースの規約に準ずる範囲で企業から製品の提供や貸し出しを受けて書いています。しかしながら、実際に使ってみて記事を書く基準に達していないと感じられた製品、また良いと思う点よりも大幅に悪い点が上回る製品に関しては全て返却して記事化を見送っています。企業からの報酬等も一切ありません。

安定していて、とにかく速い!

3Dプリンターといえば「最初の調整が肝心」、「ゆっくり印刷するほどクオリティが上がる」など、家庭用に関しては何かと実用的でない印象が強かった製品です。
3Dプリンターといえば「最初の調整が肝心」、「ゆっくり印刷するほどクオリティが上がる」など、家庭用に関しては何かと実用的でない印象が強かった製品です。
それに一石を投じたのが先に挙げたAnkerMake M5なんですが、それでもスピードは500mm/秒でした。
速さで世界を驚かせたAnkerMake M5
速さで世界を驚かせたAnkerMake M5
もちろんAnkerMake M5にはカメラが搭載されていたり、印刷サイズが大きかったりとKidoodleにない機能を搭載しているものの、個人的にはターゲットがぶれている印象。印刷する速度を早くするとクオリティが下がってしまうし、操作性に関してはそこそこ知識がないと使えない、というデメリットがありました。

一方Kidoodleは子供のSTEM教育という明確なターゲットを軸に「クオリティはある程度で良い、しかし安定して素早く印刷できるようにしよう」という明確なコンセプトが見えます。

多少糸引きや積層感はあるが、印刷結果としてはAnkerMake M5と遜色ない印象
多少糸引きや積層感はあるが、印刷結果としてはAnkerMake M5と遜色ない印象
結果、印刷の速度はAnkerMake M5を凌ぐ600mm/秒を実現し、事前の調整やモデリングの必要もなく、本体のみでプリントできる手軽さを可能にしました。
胴体が輪で繋がったイルカのモデルもこの通り
胴体が輪で繋がったイルカのモデルもこの通り
たった17分で印刷できるのには驚いた
たった17分で印刷できるのには驚いた
デメリットもありますが、割り切った仕様にしたことで、より「入門者」がいつでもプリントできるようになっている点は素晴らしいと感じました。

子供も安心安全な設計

Kidoodle MiniBox A1は、扉を開けるとプリントが止まったり、材料に無害な素材を使ったりとかなり配慮されています。
Kidoodle MiniBox A1は、扉を開けるとプリントが止まったり、材料に無害な素材を使ったりとかなり配慮されています。
さらに構造がBox型なので、火傷など事故を防ぐとともに、夏場・冬場など外気温に左右されずプリントすることができるのもメリットです。
プリント中は触れないので子供が触って機械自体が壊れるのも防げる
プリント中は触れないので子供が触って機械自体が壊れるのも防げる
土台もマグネットで取り外せるので、プリント後簡単に剥がせて便利
土台もマグネットで取り外せるので、プリント後簡単に剥がせて便利
基本的に本体やアプリからプリセットされているモデルを選んで印刷するんですが、子供が成長し、さらに応用して使いたくなればもっと専門的なツールも使えます。
プリセットだけでもさまざまなモデルが充実、ジャンルから選ぶことができる
プリセットだけでもさまざまなモデルが充実、ジャンルから選ぶことができる
慣れてきたら自分で作ったモデルを印刷することも可能
慣れてきたら自分で作ったモデルを印刷することも可能
Kidoodle専用のスライサーやCuraにも対応しているので、慣れてきたら自分でモデルを作って印刷することができます。

パーツごとに分けて印刷して接着すればカラフルな作品ができたり、今までより大きい作品ができたりと子供の創造力を刺激するのにぴったりです。

3Dプリンターへのハードルを大きく下げ「まずはプリントしてみる」というチャレンジを最大化してくれるのがKidoodleの魅力だと思いました。

立体がすぐ出来上がる様子にテンションMAXの長女
立体がすぐ出来上がる様子にテンションMAXの長女
専用のフィラメントなら断面を45度にカットして差し込むだけで設置完了
専用のフィラメントなら断面を45度にカットして差し込むだけで設置完了
背面に掛けられるのでフィラメントがロードされないエラーも起こりにくい
背面に掛けられるのでフィラメントがロードされないエラーも起こりにくい
開始/終了時に出るフィラメントのゴミもトレイに落ちるので筐体の中を触らずに取れる、これも子供のことをよく考えて作られている印象
開始/終了時に出るフィラメントのゴミもトレイに落ちるので筐体の中を触らずに取れる、これも子供のことをよく考えて作られている印象
## 大きなリールはホルダーを印刷すれば背面に設置可能
専用のフィラメントは通常のフィラメントより小さい
専用のフィラメントは通常のフィラメントより小さい
こんな感じで設置もできるが大きいフィラメント用のホルダーをプリントすれば背面にかけることも可能
こんな感じで設置もできるが大きいフィラメント用のホルダーをプリントすれば背面にかけることも可能
1kgのフィラメント用のオプションがあるのも良い点です。付属のホルダーでは小さい専用のフィラメントしか掛けられないんですが、プリセットの中に大きいフィラメント用のホルダーモデルも用意されているので印刷すれば背面にかけることができます。

フィラメントがスムーズに入っていくかどうかも印刷品質を左右する大きな要素なので、この点もカバーされているのはかなり好感が持てました。

このスピードは子供だけでなく大人にも十分実用的

ただこのスピードで印刷できるのは驚異的で、子供だけでなく大人も十分重宝するなと感じました。
ただこのスピードで印刷できるのは驚異的で、子供だけでなく大人も十分重宝するなと感じました。
特にシンプルな形状は高速で印刷しても問題ないので、会社内でよく使うパーツやバッグハンガーなどを知識のある人がモデリングして入れておき、他の社員がワンタッチで印刷できる、というような環境は十分実現可能だと思いました。

子供の創造力を育てるのにうってつけなのは間違いないですが、大人でも入門機として自信を持ってすすめられる安定感。ここまでの完成度は想像していなかったので正直びっくりした製品です。

まだ3Dプリンターを使ったことがないという方はぜひお子様とともにチャレンジしてみてください。

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【子育て・家事・料理と日常】 テックジャーナリスト/兼業主夫。築50年団地をスマートハウスにリノベ。BCN+R「木村ヒデノリのTechMagic 」連載・Yahoo!ニュース公式エキスパート・GIZMODOライター

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この記事は、Yahoo!ニュース エキスパートに掲載したものです。